モーツアルト音楽王の鈴木瑛美子ちゃん

うわあ、一気に観てしまいました。
「関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王No.1決定戦」。

「最強ゴスペル女子高生」の称号をもつ
鈴木瑛美子ちゃん、まさに魂の歌声です。
関ジャニのメンバーも
演歌のえっちゃんも思わず涙。

音楽、とくに人の美しい歌声は
聴いた人の体を透過していきますね。
この不思議な感覚、なんなのでしょう。
ちょうど体のハートの部分に
歌がとどまり震え、
手肌に鳥肌がたち、
涙となって感動が循環していきます。

対戦相手と競った
恵美子ちゃんの
MISIA「逢いたくていま」は
カラオケ王というジャンルを超越して、
歌と彼女が天に昇ってしまったような
あまりの凄さでした。

歌いながら、競いながら、
鈴木さんはこの歌詞に魂を奪われたように
「(歌詞の中の)二人の想い」が浮かんだそう。
溢れる感情がこぼれそうに熱唱していました。

戦っていることを忘れてまで、
その歌を愛して歌を届ける。
お顔も瞳も一心でした。

家族の見守りもすごかったですね。
愛されて応援されて好きなことに挑む。
可能性の開花を支える愛は、
さらにその人の能力を伸ばします。

自然にサビで会場と家族を
見渡す瑛美子ちゃんの笑顔は
忘れられません。
その人間に宿った最高の歌声、
いいもの聴かせてもらいました!

決勝戦の曲目は
セリーヌ・ディオンの名曲「To Love You More」。
ゴスペルを得意とする瑛美子ちゃんの
英語による高音のうなり声、
審査員たちも感服のようでした。

彼女の感性は、
ふられた質問に答える言葉にも表れていました。
歌声も会話する言葉もすべてその人そのもの。
いきいきとしたリズム感、
正直でユーモアがあり天性です。

誰もが応援したくなる魂の歌声、
スターといわれる特別な才能の持ち主に
うっとりした夜でした。

感性は響き合う。
今夜の鈴木瑛美子ちゃん、
社会情勢も永田町の思惑も吹き飛ばす
本物の人の声!
こうありたいものです。




I Love HOSHINO GEN

源さん、源ちゃん、源さま(さまはないな)。
 
星野源の歌のすごいところは、
スペシャルなふつう、これに尽きます。
日常の中の普通なことが
キラキラいのちを持って輝く。
とても立体的で本質的です。
これは、星野源その人そのものの
すごさでもありますね。

作詞作曲、リズム、表現、雰囲気、
すべてが過剰でなくぴったりの質量です。
歌詞の言葉選びのさじ加減もたまりません。
「言葉」が「本質」から「離れず」「正確」
なのです。

誰でもがはなつ言葉はいつでも、
飾りではなく
本質であることを忘れてはなりません。

星野源は歌います。
ひとさし指を立てながら
自分に語りかけ、
相手に語りかけ、
宇宙を包括する「ふつう感」。
 
大ヒットの「恋ダンス」、
あまりにこりとはせず、
自分に、オーディエンスに、
ゆったり語りかけます。
そこに「どうだい?」「いいだろ?」
といったどや顔はありません。
星野源は自分に問い
確かめながら歌っているのです。

演歌のえっちゃんは、
どや顔しない、淡々と発見し喜ぶ、
落ち着いている、
リズム感よく生きる。
そういったことが好き。
歌の話しでもありますが。

「生きていくことはたいへん。
でも幸せであってほしい」と
星野源はいつも歌っているように思います。

星野源の歌には、
人が哀しみを持って生まれ、
生きていくことを覚悟した
前向きさ、リズム感が必ずあります。

人として歌として
そこがとても魅力なのです。
声の深さ、リズム、表現、
しっとりしていてどの歌も飽きません。

オザケンさんと路線が同じ?
いや違うでしょう。歌が。人が。
内側の覚悟や強さに立って
リズムにのるのが星野源です。
星野源は歌いながら歩いているのです。

「恋ダンス」以外にも素晴らしい楽曲が
たくさんあるので聴いてみてください。

ちょっと聴くと地味とも思える出だしから、
たくさんあるふつうのなかに
思わず見つけたきらきら感。
まさに夜空のスターを
その手に拾ったようなしあわせな気持が
ゆっくり確実に訪れます。

それは星野源だから。
日常を宇宙にしてしまう、
エンターテイナーの希なる才能なのです。

こんど歌うとこみてください。
宇宙を歩くような足取りで、
特別素敵に歩きながら歌う源さんです。





中学2年生バンドPOUL

中学2年生がボーカルの
バンド「POUL」の
〜Sing〜聴きましたか?

おお中学生!
青春応援隊の
演歌のえっちゃんとしては、
すぐに聴いてみましたよ。

「丸山純奈」さんという
中2女子ボーカルと
男子3人の編成で、
徳島市のふ頭のイメージソングのために
結成されたバンドだそう。

全国2000組以上の
バンドオーディションから
頂点に立ったグループですって。

中学生!
中学生オーディション経験のある
えっちゃんとしては、
部活や勉強もあるなかの
オーデイション参加がいかに+αで
たいへんかを知ってるつもり。

どえりゃあ中学生が
出てきたのでは・・・
と応援したい気持もあって
聴いたのでした。

バンドというより、
ボーカルの民謡っぽい発声、
今はやりの細やかなビブラート、
つまり丸山さんの
歌唱力と表現力に
スポットがあたっている気がします。

頂点に立った歌姫の
きれいな歌声です。
 
それとはべつに
バンドの魅力を期待した
えっちゃんとしては、
ふむう〜。

デジャビュー・・
奄美大島のイメージ、
浮かんできます。

9月18日テレビ朝日系列放送
「MUSIC STATION 
ウルトラFES2017」に
出演だそうよ。

はやりのものに飛びついてみたけど、

ふつうのものはふつう・・・

いいといえばもちろんいいけど・・・

でも「いい」以上の「すっごいいい」は、
時を超えます。
そんな歌に出会いたいものです。
なんなら作りたいものです。

演歌のえっちゃん!待ってます!